漢字な感じ
パスしたクラスとは別のクラスで、漢字の小テスト。
オレは裏表のない正直者なので、嘘はつきませず、
「今回のテスト、オレは満点取れなかったよガッデム!間違えた、ちゅか、わからんかったのは……、」
「ハントを広げる」の「ハント」。「版図」と書いて、「領域領土勢力範囲」の意。
今まで随分長いこと、この商売やって来ておるのですが、
当方、その辺に転がったりのさばっている人々の、数十倍数千倍の活字を読みながら生きてきておるのですが、
「版図」なんちゅコトバ、使ってる人、未だかつて見たことねーです(爆)。
「マントを広げる」ならわかるけんどもさ(笑)。「版図」なんちゅコトバ知らなかったさ。
「版図」っちゅコトバを使用しておるところの文献、知っていたら教えてつかぁさい。
教えてくれたら、定期考査の点数、10点プラスして進ぜます。
なのだが、
このテスト、満点取ったヤツおって、
そりゃ、テキスト使って勉強して、小テスト受けておるのだからして、
できて当たり前なのですけんども、
この漢字のテキスト、
「弱冠十七歳にして、うんたらかんたら」なんちゅ例文が載っておって、
そのコトバも、オレじゃない別の教員が小テストの問題にしておったのだけれども、
「弱冠」っちゅのは、「二十歳」のことだろーが! と、オイラは思う。強く思う。
すでにしてもう、「若い人全般」のことだと思っている人の方が多いのでしょうけれども……。
「弱冠」ちゅのは、「二十歳」のことです。きっぱり。
なんちゅことやりながら、
だんだん、今のガッコが面白くなってきた。
「現代文」の授業より、「古典」の授業の方に食いつきいいのが、なんだかなぁ……。なんだけどな。
でもって、
オレの日々の装束出で立ちを、「ラフですね」と、言う人がいたりするのが、
「どして?」と、思ったりするのではありますけどな。
オイラは、こんな風に生きて来ております。
あぼ〜ん。