べんきょ〜

通勤には電車を利用しておらんので、


電車を利用するのは、どこかに遊びにでかける時、ちゅーか、遊びに出かけるのは、ほぼライブハウスに限られておりますゆえ、ライブハウスに出かける時に電車を利用するのでありますが、と、回りくどい書き方致しておりますが、


電車に乗って真っ先に目につくのは、携帯いじってる人。
なのですが、
自分もそーゆーこと致しておりますし、非難する気は毛頭ないのでありますが、


次に目につくのは、鏡に向かって化粧しているナオン。
なのですが、
自分はオトコでありますし、仮に自分がナオンであってもそーゆーことは絶対にしないであろーと思われるので、非難する気、満々なのですが、「しょーもないナオンやなこいつ」と、向かいに座ったオイラに思われていようが、向こうさんにとってオレは空気同然、その存在を認識されておらんわけで、その、周囲にいる他者の存在をまるで無視できる自我のありようというのはなかなかに荒涼殺伐としているなと思う。


へてから次に目につくのは、


教科書テキスト参考書開いて勉強している人たち。


高校生は、英単語に古文単語、数学やら物理やら世界史やら日本史やら。
大学生院生は、開いているテキストで何を学んでおる人なのかがわかるのが面白い。


オレは中学高校と、勉強しなかったこと人後に落ちないのであるけれど、
それでも、考査前日に翌日に行われるテストの勉強ぐらいはしていたわけで、


電車内で勉強したこともありましたな。と。


何をどう間違ったのか、


他人様に勉強教えたりさせたりするのを仕事にするようになったのでありますが、


人が勉強している姿は美しい。


受験勉強っての、己自身の損得利害のためにやってるところがあるから、「ガリ勉」というコトバに象徴されるように醜いところも多々あるけれど、


ペーパーテストで点数取れるヤツが、人格的に優れているわけでもないのだけれど、


それを割り引いてもなお、


勉強する姿、何かを学ぼうとしている姿というのは美しい。


須く、世界が美しくありますように。