世界の終わりとハードボイルド・メレランド

何人かの生徒が、擦れ違う時に、


「センセ、今日って大地震来るん?」とか、「今日で地球終わるん?」とか、


尋ねてくる。 真顔で。


ま、自衛隊のヘリが隊列なしてガッコの上をゴンゴン飛んでいくのも、黙示録ぽいっちゃぽい。ワルキューレでも流したろかしらん?という風情ではある。


なにやら、小&中のお子ちゃまたちの間で、「2011年10月28日終末論」っちゅのが盛んに言われておったそーで、


調べてみたら、古代マヤ文明の暦が2012年12月23日で終わっておるのだが、いやそれは間違いで実は2011年10月28日で終わっているのよ。とゆーことに由来しておるらしーのだが、


かつてのノストラダムスの大予言「1999年7の月」の頃と、ニンゲンとゆー生き物、まーったくなーんも前進しておらんわけで、高校生にもなってお子ちゃまと一緒になって騒いでいたりする姿の方が「終末的」であるなと思ったりしたのだが、


「終末論」を弄ぶっちゅのは、己の未来に展望希望を抱けない人々の不安が膨らんでいるいうことの裏返しであるかも知れませず、「いっそ、終わってしもたらえーのに」という願望がそこにあるのやも知れないけれど、


残念なことに、いや、幸いにも、本日は、地球規模の大災害も起こらず、宇宙人も攻めて来ず、惑星が衝突することもなく、地磁気もいきなり反転したりなど致しませず、


夜の"Mele"では、


復活"THE LUNGPENGS"や、ドラム・ハマーが始動させた"太陽のスーラバ"や、その他の方々が元気に演奏しておりました。


知り合い知人の演奏見ながら思ったこと。


 ステージでは、自信に勝る演出はない。


その自信ってヤツをどうやって身につけるのか、それは人それぞれ、


なんだけどね。