黄金のまどろみとか
最近は、まともに映画も観ておらん。
レンタル屋の会員券も期限が切れている。
買い求めたDVDで観てないのもある。
観ておらんが、テレビでやってるよーだから、
テレビで観るのは、まともに観たことにはならんのだが、
『ゴールデンスランバー』を観た。
井崎脩五郎、じゃなくてぇ、伊坂幸太郎。
そこそこ読んでるが、こいつは原作読んでない。
オレとおんなじ大学だったそーで、舞台もほとんど仙台だから、親近感あるし、
そこそこ読んでるが、
読んでる時は面白い。面白いけど、いかんせん中味がない(爆)。
で、『ゴールデンスランバー』、そこそこ面白かったけど、
やはり、
中味がなかった……(笑)。
権力っちゅヤツの禍々しさ描きたいわけでなく、マスコミ批判やらかしたいわけでなく、
要は、青春時代っちゅやつのノスタルジー。
空き地のクルマ、そんなに長期間放置されませんって、
バッテリー載せ替えただけでエンジンかかりませんって、
そもそも、タイヤが腐ってますって、
誰が、いつの間に、どうやって下水道に花火仕掛けたんですかって、
こう、突っ込みどころが満載過ぎだと、ねぇ……。
『アヒルと鴨のコインロッカー』は、原作も映画も良かったんだけどな、
あれが例外だったのか。
あ、
主人公がTVカメラに向かって生告白する舞台となった勾当台公園、
30年前、
"生活向上委員会"の無料ライブで、梅津さんの両足掴んでぐるぐる振り回したのアタシです。
あぁ、ノスタルジー。
相済まんことで。