働くおじさんこんにちは

朝もはよから、


男子生徒は直接チャリで現地に行きます!っつーので、


「リアル女子高生」とふたり仲良く(爆)、電車に乗って工場見学。


学校斡旋就職で、どこの会社にしようかしらんと悩める青少年少女向けの応募前職場見学。


東大阪にある「モノ作り」の現場、作業服と作業帽被って案内されたは、従業員50人弱の規模の会社。
拵えているのは「アパレル関係金属アイテム」や「家電関連のスイッチ類」。
装飾の施されたボタンとかホックとか、作業員が身につける命綱についてる金具とか、クルマのフロアマットに付いてるエンブレムとか、ランドセルの飾りボタンとか、炊飯器のスイッチとか、湯沸かしポットの土台とか。
名は知っていても、オイラは買おうと思ったこともない、1着6〜7万はする海外有名ブランドの、ネームの入ったボタンや、ファスナーのつまみや、紐の長さ調節して止めるクリップも、ここで作られてござった。


機械油の匂いのする現場で、プレスマシンがどっしんばったん。
プラモデルのパーツみたいなの、にゅーと出てきてはバツンと裁断、コンベアー。
商品管理、検品のセクションでは「ヒヨコ鑑定士」のようにササッと仕分け、そして梱包。


服飾関連商品のデフレ化加速する中、中国や東南アジアの、人件コスト抑えた工場に持ってかれつつある「モノ作り」、仕上げの美しさと精巧さ、アイデアとそれにまつわる特許で生き残りを図るしかないようだが、


もはや手先の器用さで勝負できる規模でなし、粗製濫造でも、安けりゃいーじゃん!の時代に、


誇りを持って「モノを作る」ってのはなかなかに困難なことですにゃ。と、思ったのであった。


アタシャ、目に見える手に触れる何ものも拵えることしてきませんで、
このロクでもない世の中の網の目からこぼれ落ちたりこぼれ落ちそうなロクデナシばかり拵えてきたよーで、


いわゆるひとつの「テロリスト」であるかもわかりまへん。


えへん!