バンドマン歌ってよ
文学少年、文学青年となり、今、文学中年ですが(爆)、
漫画も読むのでありまして、
松本大洋が好物で、岡崎京子や大島弓子なんぞも読むのであります。
『20世紀少年』の浦沢直樹だって大抵読んでる。
映画が公開されるってんで露出度アップしている『BECK』、
バンドの漫画っつーことで興味はあったし、読もうと思やぁすぐ読める環境にありながら、何となく読んでがっかりパターンのような気がして敬遠してたの、読み出した。
ガキっぽい滑り出しで「……」と思ったが、読み進むにつれなかなか面白い。
ライブハウスの雰囲気、バンドマンの暮らし向き、売れる売れないのせめぎ合い。
そんなこんなが結構リアル。
音楽で飯が食えれば嬉しいけれど、商売としての音楽に振り回されたくはない。
そんな、バンドマンという不器用な生き方を肯定しているトコロが好ましい。
ただ、映画になるとどーなんだろね?
アタマの中で、音が鳴ってる分にはいいが、実際の音楽抜きにして映画は成立致しませず……。アニメがどうだったのか、見てないからわかんないけれど、微妙な気が……。
作中、"BECK" = "Mongolian Chop Squad"は、海外のインディレーベルからアルバム出しましたが、
大分発の知り合い"hotspring"が東京進出して、
浅井健一の「Sexy Stone」レーベルからマキシ・シングル"ダニエルとメロディ"出します。
でもって、
盟友"JANE THE RIPPER"が、「Sazanami Label」から出るガールズ・バンド・コンピアルバム"Girls Sazanami Beat! Vol.3"に1曲参加しとります。
どっちもガツーンと来るバンドですきに、買うちゃってつかぁさい。
って、他人様の宣伝しとる場合じゃないんだっつーの。
ガンバ、オレ。