安かろうは悪かろうに非ずじゃ

軽音少女ほぼ初心者が、


エフェクター借りてきたんやけど、使い方教えて貰えませんか?」


と言うので見に行くと、"ZOOM"のペダル付きマルチ"606"ってヤツだった。


「あー、これなら」と、基本的な使い方教えて、「細かいことはマニュアルなしじゃ無理だよ」と、ネットでマニュアルダウンロードできることも教えた。


どーしてオレが使い方知ってたかというと、


それは同型別機種を使用しているからなのだった。


"Extra Light"始めるにあたって、何が問題だったかってーと、


バンドでやってたことをウッベと二人でやるのに、構成やらアレンジをどういじくるかってのは勿論として、悩みの大部分がアコギの音作りでありました。


定評のある"Para Acoustic D.I."は持ってんだが、それは現状、ウッベのスラップPU用のプリアンプとして使っている。アコギに使えば、楽器の原音生かしてくれるってのはわかっちゃいるが、リバーブやらコーラスやらディレイやらといった味付けは別に考えなきゃならない。"Para"を通した音にかけるエフェクトは、すべてPAさんにお任せするという手もあるが、自分の鳴らしたい音伝えるのは難しい。


ギターの生鳴りが余程良いならいざ知らず、
ピックアップから、ハコのD.I.にぶち込んで、あとはお任せ。とか、マイクで拾って、あとはお任せ。ってのは避けたかった。


そんなこんなでオレ、はたと気づいた思い出した。
「そー言やぁ、"ZOOM"のアコギ用のマルチ持ってたな」と。


そこで、引っ張り出して来たのが"ZOOM 504Ⅱ"
中古で3000円くらいだったから、遊びで買ったチープな一品。
ステージじゃ使いモンにならんかな?と、思いながらも、
あーじゃこーじゃと試行錯誤の音作り。


した結果、オレのアコギは今のような音で鳴っておりまふ。
まだまだ改良の余地はあるにせよ、悪くねぇでしょ?


バカとハサミと安いエフェクターは使いようでキレる。
高けりゃいーってモンじゃねーですな。と実感している今日この頃。


全世界のアコギ弾きにオススメ。
なのだが、外観はチープ……。