オレの立っている場所

管理職なるもの、


オレの職場にあって、それを引き受け、全うするということは、


各種式典なるものにおいて、


「国歌君が代斉唱、ご参列の皆様ご起立願います」


などようのこと言わにゃならん仕事抱えることであるわけですが、


オレには、そのことが、どう突き詰めても、


できかねる。致しかねる。


「日の丸」や「君が代」の抱えていた「過去」の歴史が、どーたらこーたらというのとは別に、


いわゆる国家の権力なるものが、


民衆やら大衆やらに対して、


これはこのようにあらねばならぬ、などようのこと、


押し付けることのそれそのものを、


「おかしいやろ!」と思っているので、


できかねる。致しかねる。


なのだが、そーゆーことどもを、


この国に生まれ生きているのだから、当然やるべきことでしょー!


させねばならぬ。


と、考えられる人の下で働いていること、それそのものが、


オレの抱えるストレスの大部分なのでありまふ。


オレみたいなのが、管理職やら教育委員会やらで働けば、


ずいぶん風通し良くなると思ったりするのだが、


そういう風には決してならないのが、


この国の、欠陥欠点だと思うよ。いや、マジで……。