ネオンの街でハコをハシゴした

昨日から、職場、インフルで休校。生徒のいない職場、平和(爆)。


だもんで、夜、"The Jerry Curl" at 十三ファンダンゴに。


ライブ前、久々の吉野屋牛丼。
右隣の客、ふと見ると、紛うことなくそれその人はオレの小学校の同級生Nくん。
いつもニコニコ笑っている、知的に遅滞のあるコだった。


が、今日のNくん、ニコニコ笑っている立派な中年男性。
思わず、声を掛けそうになったが、考えてみればオレ、Nくんとまともに会話したことなかった。
というか、会話は成立しなかったと記憶する。向こうがオレに気づいた素振りはない。


オレより先に食べ終わったNくん、
会計の時、3枚集めると「並」一杯タダになるサービス券店員に提示。差額の150円支払っていた。
あぁ、Nくんは、いつもここでこーやって牛丼食べているのですね。と思った。
サービス券3枚で一杯タダのルールは理解しているのだね。と思った。


そして、


生まれ育った街というのは、なんだか切ないなと思った。


"The Jerry Curl"は、ドラマー替わって、動いているなと思った。


2バンド目のボーカルさん、前にソロ弾き語りを見た人だった。
楽しげな楽曲演奏していたが、楽しめなかった。


みっつめの弾き語りさん、歌もギターも達者でそつないが、オレの心にゃ届かなかった。


よっつめ見ないで、"ザ・トマトカゲ"のよしきさん歌ってる"club water"に移った。
がんちゃんのスライドギターも気持ち良く、落ち着いて心溶けてく自分がいた。


オレの生まれ育った所はブルーズな街だな、と思った。


帰りたくなかった場所、よしんば帰ろうと思っても、もう帰る所のない場所。