にゃりん

昔っから動物全般大好きだが、どっちかっつーとワンコ派だと思っていたオレ、
ニャンコと暮らすよーになって5ヶ月弱、ムツゴロウさんよろしく、「ほーれほれほれほれほれ」、「よーしよしよしよしよし」など、呆けた声出して戯れている。
どーして今まで、ニャンコと暮らさなかったんだろ?と、不思議。


で、振り返るに、オレの愛する作家諸氏、かなりの確率でニャンコ好きだったことに今更気づく。
谷崎潤一郎梶井基次郎萩原朔太郎色川武大野坂昭如村上春樹中島らも町田康 etc……。


媚びへつらわず、気まぐれで、わがままに甘え、それでいていつも傍にいて、値踏みするような目で人を見ている。
そんなニャンコを愛し、愛した人々。さもありなん。


一方で、志賀直哉は猫嫌いだったそうな。さもありなん。オレ、この人の作品好きになれん。


漱石は「猫」書いた癖に、実は「犬」の方が好きだったという話もありますが……。


敬愛して止まぬ吉行淳之介セントバーナードブースカ(先代が亡くなった後、2代目も。3代目もいたかな?)飼ってたことで夙に有名。
だから、この人はワンコ好き。なのだが、その実、ニャンコも好きだったらしいこと判明。
藤原新也も犬猫平等に好きだと思われ。


さもありなん。


で、オレはと言えば、「一匹狼」標榜してるが、元々「猫顔」。ライオン呼ばわりするガキもいるくらい。季節柄、眉毛薄くなってきて、ますます「猫顔」。


「隴西の李徴」は「虎」になったが、このまま「猫」になっちまったらどーしよー。
「博学才穎」じゃないからダイジョブか。 ニャア〜!