文明のもたらす悲喜劇について

今日も暑いから、いつものよーに寝巻きで出勤。わはは。


道半ばにして、ケータイに煙草にジッポ入れてるウエスト・ポーチ忘れたことに気づく。


長らくケータイ持ってなかったんだし、「ま、いーか」とも思ったが、ひとたび持ち始めるとそれはそれ、ないと何となく落ち着かない文明に飼い慣らされた人類の悲劇。
元々早めに家出てんだし、戻って出直しても間に合う時間であるよな、と逆戻り。


滲む汗拭いながら玄関のピンポン鳴らすが反応がない。
カミさん中に居るはずなので、ピンポン連打。


ピンポンピンポンピンポンピンポン。


したが、音無しの構え。


仕方ねーから、自分で鍵開けて、「ただいま〜!」と入ってったら、
昨日買い求めた"JANE THE RIPPER"の出来たてホヤホヤのCD、リビングに鳴り響いていて、ピンポン聞こえなかった風で、カミさん「あらら?」。


「ケータイ入れてるポーチ忘れた。ピンポン聞こえなかった?」と宣うオレに、カミさん曰く、



「電話してくれたら良かったのに」




P.S
取りに戻ったケータイ、帰宅するまでカミさんより他の誰かからの連絡なし。
職場出るまで、煙草一服もせず。


取りに戻ったことで、朝っぱらから自転車1時間も漕いだのだが……。