二百十日

昨日から考査。休業明けて、オレの知る限り未だかつてなかった平穏な日々が続く。


停学謹慎中の生徒、誰ひとりなく、近隣の苦情も一本とてないという不思議。
事件の起こらぬ町村の警察が暇なのに同じ。職場で読書できる精神的余裕まで。


二百十日に嵐吹くというのは事実無根らしい。
後期になれば、また状況は変わる。たとえ嵐の前でも、今の静けさに浸るべし。


春にあらず夏の終わりだが、"ひねもすのたりのたりかな"


明日は漱石でも読みますか……。