時の過ぎゆくままに

オレ、色白で、皮膚はどっちかっつーと、弱いたちなのですが、


なぜだか知らんが、手指・掌の皮膚だけは結構丈夫。


学生の頃、飲食系バイトの厨房で、営業用のきっつい洗剤使いまくって皿やらコップ洗い倒しても手荒れせず。
カラーゲ揚げるのに、忙しさの余り、菜箸使うの面倒になって、「えーい、ままよ!」と、素手でほいほい油鍋からつまみ出すという荒技駆使しても平気(ホントなんだってばぁ)。


なので、職業柄、チョークで手荒れ、なぁんて話よく聞くのだが、そーゆーことはなかった。


のですが、


一週間ぶりに授業やってこまして、板書しまくってたら、


手は大丈夫なのよ。ぜーんぜん。


なのに、


舞い飛ぶ粉を吸い込むのか、粉のついた指で触っちまうのか、どっちかわからんが、


鼻がムズムズしてきやがって、痒いわけだ。で、そのうち、真っ赤になってきやがるの。


真っ赤なお〜は〜な〜の〜、トナカイさ〜ん〜は〜♪


と、時節外れの歌を歌っている場合ではないわけで、


以前から、ちょくちょくあるんですけど、これって、チョーク・アレルギーなんだろか?


チョーク・アレルギーで授業不能につき、辞職。 なぁんてことになったら、笑えない。


で、授業終了後、顔洗ってもムズムズの治まらない鼻いじくってたら、指先が、右の鼻腔に一本の長い鼻毛の存在を感知。えいやっ!とぶっこ抜いたら、この世のものと思えぬ長さ。ギネス級。一瞬、写真に収めようかと思ったが、やんぺ。


したのは、それが、汚いからではなく(汚いけど)、


真っ白だったからなのでありました。


時の流れは、残酷であります。 あぼ〜ん。