溜める男と捨てる女

サドゥンリー、急に、1年に1度くらいの頻度で、


ウチの連れ合いさん、
掃除整理整頓という名の下に、こっちのモノをあっちに動かし、あっちのモノをこっちに動かす。ということを大規模かつ大胆にやり始める。
本当は、「使っておらん」という大義名分から、あれもこれも捨ててしまいたいらしい。
そして、時には、本当に捨ててしまったりもする。


そして、そんな大移動は従前かつ綿密なる計画の上に行われるわけではないため、
その後、オレが、「あれはココ、これはアソコ」と把握していたモノドモの行方がわからなくなること結構ある。


「あれはどこ?」と尋ねると、大抵、移動した本人覚えていない。
不平不満口にすると、
「長いこと使ってなかったくせに」(→たまに必要になるんすけど……)とか、
「そんなに大事なら自分で管理しなさい」(→してたんですけど……)
などようの逆襲に遭うこと必至、しつこく追及しようものなら、逆ギレ大噴火大爆発に至ることもあるので注意が必要である。くわばらくわばら。


職場じゃ、オレ、どっちかってーと「捨てる男」。「蒐集癖」旺盛なわけじゃない。
会議資料、大切そうにファイリングしている人の気が知れない。自分に関係ないもの、不要になったものはすぐにポイ。身軽がイチバン。


家でも、書籍とCD&DVD&ビデオと楽器が、人並みよりはちょっくら多めにあるだけなのだが……、


今回、カミさんが捨てたがっているモノの筆頭、それは「電子ドラム」。
すぐに叩けるようセッティングしてあったのに、「叩かない」という理由から、部屋の隅っこに窮屈そうに追いやられておった。


叩きます。捨てません。そして、誰にもあげません。


あ、大爆発か……?