三つ子の魂百まで?

バンドマン集まってうだうだ喋ってると、勢い、

音楽への「目覚め」といえば聞こえが良いが、要は、「最初、何聴いとったん?」って話になる。

それは見事に世代の違いを浮き彫りにするわけで、

とある世代は、BOΦWYだったり、バービー・ボーイズだったり、ユニコーンだったり、
またある世代は、ブルハだったり、ジュディ・マリだったり、ハイスタだったり、X-JAPANだったりする。
30代、20代、不思議に邦楽中心。洋楽後付け。

こういう話になると、オレは辛いわけで、何が辛いかってーと、
先に上がったバンドさんたち流行ってた頃、オレすでにしてすっかり「オトナ」で、日本のバンドは「キヨシロー」と「憂歌団」以外聴いておらんかったからなのだった。

ま、「目覚め」と言われると、キャロルとかダウンタウン・ブギウギ・バンドなど出て来て、一瞬はまりかけたが、キャロル好きには「頭の悪そうな不良」が多いなぁってんで熱はそれほど高まらず、ダウンタウンも所詮は歌謡曲。だったから、その後は洋楽ばかり聴くようになって、それは言わずと知れた、ハード・ロックプログレで、

高校の文化祭、特設ステージで演奏したのが確か、
Jimi Hendrixの"Purple Haze"、Led Zeppelinの"Dazed and Confused"と"Living Loving Maid"、Jeff Beckの"Jeff's Boogie"と"Scatterbrain"と"哀しみの恋人達"、SANTANAの"哀愁のヨーロッパ"だった。と思う……。
おっそろしく、滅茶苦茶な選曲。 バンド名、"Jack Daniel Special"。

この時の模様を録音したテープ、どこかにやっちまって紛失。あ〜、も〜一回聴いてみてぇ。
リード・ギターだった加納くん、今、どこで何してっか知らにゃいが、チミが録った元音源持ってたらくれろ。

あ、ちなみに、"哀愁のヨーロッパ"のリードはオレ。今でも弾けるぞ。 弾かねぇけど……。