年度末 センセは暇じゃ ないですよ
世間的には、
ガッコはそろそろ春休み。教師という生き物はホッと一息できるのでしょう。
と、思うであろうこと、よーくわかるのですけれど、
さにあらず。
在校生の年度末成績を算出致して、進級やら原級留置やらを取り決める。
指導要録という名の、生徒個々人について、この一年間の記録を残す。
人事の異動があるにも関わりませず、その全容が明らかになるのはまだ先だから、大まかなことしかできない中で、
各教科、教員の学年配置や担当科目・時間配分を考えたり、次年度の予定計画考えたりしながら、
入試選抜の業務。しかも、今年度までは2度までも(爆)
我が職場、報道され、目を引くところの入試倍率だけだと、気づかぬ人も多いのでしょうが、
受験生の総数、実は府内最大。
なのでありまして、それは簡単に言うと、
府内の高等学校の中で、最も多くの人数のテストペーパーの採点を、他の学校と同じ日程の中でこなさなければならない。
ということなのでありますが、
それに対する見返り、報酬など、一切ないところで、業務をこなさにゃなりませぬ。
そんな中、本日は成績会議のあと、次年度に向けてのあれこれの会議。
もはや、
意見交換の上、出てきた提案に対して、全教職員の是非を問うことはしてはいけない。
という、お上からのたわけたお達しが出ておりますので、会議ともいえない筈なのですが、それが延々……。
昼を挟んで、その後、学年会議。
次年度の当該学年の生徒&教員のクラス配置をあれこれ検討。
その最中に、本日は3.11。みんなで黙祷。
「みんなで……」とゆーの、基本的には嫌いなオレですが、忘れない風化させないためには良いことだと思うのだった。
で、
オレ的には、クラスなんて、所詮は、効率よく学習させるため便宜的に分割された集団であるに過ぎませず、
どーでもいいっちゃいーんですが、
昨今は、生徒のみならず教員も、
この子とあの子を一緒にして欲しい、してやって。とか、この子とあの子を一緒にするのは……、など、ようのことございまして、
何より、生徒は元より、この学年はそーでもないかもしれないですが、教員の中にも「クラス大好き」だったりする人もおりますので、
そこそこ、ややこしい。
で、いちおー決まりましたですけれど、4月までは生徒たちには内緒じゃ。
でもって、
「学校大好き」でも「クラス大好き」でもないオレが担任になってしまった生徒さんたち、
すまんね。楽しいに越したことはないので、テキトーに最後の高校生活を楽しむように(笑)
そんな、バタバタの中をかいくぐって、
土曜は、バンドマンとして丹後半島まで遠征するぞ。日帰りできないから一泊するぞ。週明けはいきなり入試だぞ。
50過ぎてやることか。すごいな、オレ……(笑)