STUPID!

ニンゲンという生き物には色んなヤツがいて、


それはそれだから面白いっちゃ面白いのだが、


自分が良ければそれでいーのです。
如何に自分が上手く立ち回れるか、その方法を教えてあげますよ。
できるヒトは、下々の上に立って、この世をリードしなさい、するのだ!


なぁんてヤツがいるわけで、
そして、そーゆーヒトが、偉ぶってのさばっているわけで、


また、そーゆーヒトを、訳の分かっていない、実はそーゆーヒトによって苦しい思いを強いられているヒトビトが支持したりしているわけで、


またぞろ朝刊に、そーゆー輩、しかも、直接良く知る輩の名が載っかってたりしていて、


折角の休日、「あほらし感」漂っていたのだが、


買い求めていたものの未見だったジャームッシュの新作観て、
ニンゲン、捨てたもんじゃねーなと、思った。


文学とか芸術ってのは、「オレがオレが」の世界である一方で、
「こんなオレでゴメンね」という謙虚さを語るもの。


漱石なんてゆーお方は、その辺のこと生涯綴っていたわけだが、


モノのわかっているお方は、


ジャームッシュの映画とか、オースターの小説とか、


読むのがよろしい。


村上春樹も読むのがよろしい。


のだが、


春樹さんについては、彼の言わんとするところをなーんもわかってない人が大量に棲息しているのが情けない……。


思えば、かつては、


ニンゲンやら世間というものに真摯に向かっている映画をゴールデンタイムに流していたものだが、


昨今は、そーゆーのは視聴率取れないらしく、


放送されるのは、「ハリポタ」みたいなのばっか……。


これじゃ成程、ニンゲン馬鹿になる筈だ。


学問や知識は、


己が幸せになるために、己の権力欲や金銭欲を満たすためだけに、あるもんじゃねーんです。


学問や知識は、


己のためでなく、人のために使うもんだっつーの。


オレは、そんな風に生きています。


そういうオレを、笑わば笑え。
オレを笑う連中より、金も力もなくてもオレの方が100%正しいから。


あっぽ!