即断厳禁

昔っから、


借りた本っての、なかなか読めない。てか、読まない。
借りて読みゃいーやって感じの本は、本気で読みたい度がそれだけ低いわけである。
だから、読みたいと思った本は「買う」派。
自分から借りよーと思った本ならまだしも、「面白いから読んでみて」と誰かが無理矢理貸してくれたような本は、読んだ例がない。


で、それがCDならどうかというと、


基本、本と似ている。聴きたいと思ったものは「買う」派。
聴きたいと思ったもの誰かが先に持ってたら借りますが、気に入ったらやはり自分で買うこともあり。


「これ、いーよ、面白いよ、聴いてみてよ」と、貸してくれたもの、本と違って、さすがに聴くには聴くけれど、「おー!いーじゃん!」となること実は少ない。コピって終わりということも多い。
自ら気になって買い求めたCDでも、聴かなくなるもの多いんだから仕方ないっちゃ仕方ない。


なのですが、もちろん例外もあるわけで、


The ピーズ」や「Blankey Jet City」や「斉藤和義」、実はほとんど借り物。
なのだが愛聴しておる。ま、ブランキーに斉藤さんは、今となってはたまに聴くだけですが……。


で、誰かが「いーよ、いーぜ」と貸し下されたCDいろいろあるのですが、


インタビュー記事読んでから妙に気になる「フラカン」、前にトロ(=小鳥)(小鳥とか称するようになってから面倒だなまったく)が「聴いてみれ」と持ち込んだ『世田谷夜明け前』と『マンモス・フラワー』、『マンモス』は借りたままになってんのがあるんだが、コピってから返したはずの『世田谷』が見当たらない。「コピったはずなのになぁ……、おっかしいなぁ……」と腑に落ちないまま、『マンモス』改めて聴いたら、


現在ただ今のアタクシの感性心情にHITしやして、大変よろしゅうございました。


そして、カミさんとふたり反省しきり。「音楽は一度聴いただけで結論づけてはいけませぬ」


カミさん「買います!」と宣言していたことでもあるし、じゃ「買おう」と、
ネットショップで『世田谷』と『脳内百景』注文した。DVDがついてる初回生産限定版の『フラカン入門』欲しかったが、どのショップでも完売していて、中古の値が釣り上がっている。くそっ!
悔しいから、2005年のライブDVDを注文した。


りしていたら、コピった『世田谷』、CDラックの中からユリイカハケーンせり!で、聴いてみた。


恐ろしく良かった。あり得ないくらい良かった。


買って、メンバーに印税届けばいーやと思った。「YOKOROKO」の時、ハイエース転がして去っていくグレート前川さんの姿思い出した。


その後、
ライブ会場で買った「ギャーギャーズ」聴いた。良かった。「フラカン」的なもの感じた。
コピっていた「夜スト」の『Beautiful Life』聴いた。ドンズバではなかった。


へてから、
リョースケが「いーよいーぜ」と持ち込んでコピっていた「マボロシハンターズ」の『STILL HUNTIN'』聴いてみようと思ったら、見つからな〜い!


確か、新年会の時、かけてたと思うのだが……。 誰か、ウチから借りてった?