感染力

宮台真司の『日本の難点』読んでいて、


このスケベ学者、要所要所で癇に障るところあるのだが、
前任校の同僚が、「オレと言ってること似てるよ」と言ってたことあって、
オレは決して宮台のようなタイプのスケベではないけれど、


「教育観」という部分においては、悔しいかな確かに似ているところがあるわけで、


教育現場が、クレーマーやらモンスターペアレンツの要求をそれなりに聞き入れてしまう現状についての分析などは、オレは常日頃言い続けていることそのものなので、興味のある人は一度読んでみてください。


なのだが、本日の職員会議、
まさに、そういう現状を表面化させるようなこと議論されておって、


現状に飽き飽きしながらも、半ば諦めの境地に達しつつあるオレ、もう何も言うまい言っても無駄だと思っていながら、
「想定されるくだらない理不尽な要求のための布石を、多くの労を尽くして打つ必要など微塵もない。そういう姿勢が学校や教員の権威を自ら失墜させ、現場を疲弊させるのです」というようなこと発言してしまったわけで、それがどこまでどんな影響及ぼしたか知らないけれど、出てきた案件、否決されたり致しましたが、それはそれで後味悪い。


そんな後味の悪さ抱えつつ、職場後にしてライブハウスに。
バンドマンという生き物、宮台言うところの利己的な「セコイ奴」おりませず、心地良い。


万人の認めるところの「スゴイ奴」には、そうおいそれとなれるものではないけれど、いつかくたばるその日まで、公私ともに、他人に対する感染力のある人間であり続けようあり続けたいということ、忘れないで生きていようと思いましたのだった。


このデタラメな世界にあって、バンドマンという生き方、いーと思うよ。うん。