にゃんこ讃

その昔、


にゃんこと暮らすことになろうとは夢にも思っていなかった頃、


かの、猫好きで有名な村上春樹氏が、そのエッセイの中で、


「ネコには、当たりネコとそうでないのとがいる」と書いているのを読んで、


なるほど、そういうことはあるのだろう。と、思っていたのですけれど、


にゃんずと暮らして数年、思うのは、


「ネコは、どれもみな、ぜんぶ当たりですぜ」ということ。


少なくとも、ウチにいる、いたことのあるにゃんはみな、それなりにいいヤツです。


とりわけ、2歳半になるシロいオトコ(オカマですけど)は、


オレがリビングのクッションにひっくり返ると、とととととととやって来る。


ロフトベッドに登って横になると、すたたたたたと後を追って登ってきて添い寝する。


これが、妙齢の美女だったら……、と、思わないこともないですが、


ういヤツです。


今日、誕生日を迎えた相方よりも、コヤツの方が、オレのことを好きかもしらん(笑)


白いのが、



天使だった頃



現在