すうじぃ讃

終戦記念日の今日、


毎年言っておりますが、「終戦」と誤魔化さないで「敗戦」と言うべきだったよね。と、今年もまた思うのですが、


SNSのタイムラインに以下のような言説流れておりました。


 リベラルが嫌われるのは、要はリベラルになるチャンスを得るのは「親が金持ちでいい学校に行ったエリート」ばかりだからよね。
 今の日本で思想的な対立のように見えるもののほとんどは、そういう階級対立や世代間対立なのよね。


それを受けた別の人が、


 やっぱり薄々感じてたけど、左翼とかリベラルは金持ちのインテリばかりって思って憎悪の対象にしている人って多いんだな。
 私の親世代だと左翼って貧乏くさいイメージあったけど時代が変わったのね。
 ネトウヨの脳みその中身が貧相なのは分かるけど、資産とは関係ないと思う。


と書いていて、ま、そういうきらいはなきにしもあらずだろうなぁと思いつつ、


ボクは、貧乏人の小倅で、学歴だけで言えば「エリート」かどうかはともかく、取りあえず「インテリ」に類されるのだろうけれど、
金持ちではありません。ですが、筋金入りのリベラルです。


確かに、「エリート」や「インテリ」のリベラルは、「ルサンチマンがどうたらこうたら」などようの言説を繰り広げたりするので、
小難しいことばかり言いくさって、オマエらただの金持ちやんけ。と、拒否反応起こす人がいるのもわからないではないのですけれど、


金持ちの家に生まれながら、インテリになれなかったアホぼんは、比較にならぬほど質も頭も悪いわけで、
リベラルはかしこぶっていて好かないからといって、そんな馬鹿どもが牛耳っている今の政権を支持するのはどうかと思うのでした。


連中は決して、貧乏人の非エリート、非インテリの味方ではないのですから。


弱者の側に立ち、マイノリティの権利を守ろうとしているのは、いつもリベラルなんだけど、どうして、そういうことがわからないんでしょうね?
ひょっとして、「マイノリティ」などようの言葉も小難しくて嫌いなぐらいに馬鹿なのでしょうか?


やれやれ……。


と、落胆しながら、昨年はよんどころない事情によって行くこと叶わなかった、



「あうんさん・すうじぃ終戦記念日ワンマンライブ」に。


2部構成で、45曲。



1部は、プロテストソングを中心に。


すうじぃは、アメリカの音楽好きだけど、アメリカは嫌いで、日本国憲法改憲に賛成。
まず、第1条から第8条までを削除しよう!と、大胆。破壊力すさまじ。それが、すうじぃ。



2部は、自身の音楽的ルーツに分け入りながら、ソウルやロックやフォークを言ったり来たり。


たったひとりで2時間半。今年で16回目というワンマン、圧巻でございました。


恒久平和」を語ることが当たり前だったのが、「戦争反対」を語るのが異質な感じになってきた昨今、


ブレない、すうじぃのことがボクは好きだな。


終演後、



浴衣族一同揃っての記念写真。


来年もやってくださいな〜♪