視界良好なり。但し、遠く限定

十年前の2008年1月に、
レーシックというのを施して、裸眼で過ごせるようになった。


と、思いきや、


四年前の2014年の7月に、右の眼に網膜剥離を発症した。


目ん玉を眼窩から引っ張り出して行う、この世のものとは思えぬ痛い手術を経て、


執刀医から、「視力は落ちると思いますから、覚悟して。失明しなくて儲けものだと思ってね」
と言われたのですけれど、幸いなことに、両目とも1.5見えている。


コンタクトレンズにかかる費用の元は取れたのではないかと思う。


のですけれど、左目にも網膜剥離の兆候があったので、レーザー照射行ったし、
「定期的に検診に行ってくださいね」と言われていたのに、


気がつけば、昨年の7月から一度も診て貰いに行ってなかった。


ので、帰路、最寄りの眼科に立ち寄った。


そこそこお歳なのだが、適度に上品で、適度にさばけた女先生と、
お年寄りにもお子さまたちにも、いい感じに優しい、スタッフの皆さま。


この眼科、嫌いじゃない。


「まぁ、あなたは、いろいろやってるわよねぇ。前回、眼底出血のあった左目、ダイジョブかしら」と言いながら、センセ、左目の点検はあっさり終了。


時間を掛けて右の眼を矯めつ眇めつ……。「ん〜」とか「あ〜」とか仰りながらなので、些か不安になったが、
「ま、ダイジョブみたいね。よく見えてるみたいだし。また半年後に来てくださいな。勿論、何か気になることあれば、すぐにね」


というわけで、ボクの目は、何とかまだ無事のようであります。


そして、歯医者は、小学校を卒業して以来、一度も受診していません。


というわけで、喘息持ちの眼疾持ち。遠くは見えても、近くは、日々見えづらくなってきておりますが、


まだ、もーちょっと、やんちゃし続けようと思うのでした。


うい〜!