泥船

傲岸不遜で厚顔無恥な「長いもの」


そんな「長いもの」に「巻かれる」ことで、己の立ち位置を守ろうとする者ども。


嘘の上に嘘を重ねて、生き残りを図る、そんなオトナたちが跋扈する世の中で、


「自分のアタマでモノを考える人」になりましょうよ。


「物言わぬ大衆」というものが、最も残酷で罪深いのですよ。


ということを伝える仕事をしていることの無力さに、


くたびれて来ております。


「まことの我」に気づいたところで、「まことの我」に従って生きることが「得」にはならない人の世。


多数派の中にいることに安心を覚える人の世。


そのことで、誰かを傷つけ損なっていたとしても、そのことに無頓着な人の世。


一緒に、沈んで行きたくはないのですけれど……。