音楽を生きるということ
昼日中から、アルコホル食らいながら、
『ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ』を眺める。
一度、観たことありますが、DVD買い求めまして、改めて。
「音楽」と共に生きる。人たちが素敵で、涙腺が緩んでしまったのでありました。
この映画、公開当時も評判になったので、多くの人が観たと思うのですが、
客観的かつ冷静に考えて、
ヴェンダースさんですから、映画としての作りにキレというものや、大きなヤマというものはないですけれど、
バンドやってる者であっても、退屈する者が多いんじゃないかと思うわけで、
村上春樹氏の小説が、ことごとくベストセラーになることの謎と重なるわけで、
どこの誰が、観たり読んだりして、
いったい、何を思うんだろね?
こういう映画を観たり、春樹氏の小説読んでる人たちが、
レイシストとか、ネトウヨなんてものには、どう転んでもなりようがないと思うのですけれど。
ねぇ……。
そして、夜。
だらだら飲み続けながら、
映画2本目に、カート・ヴォネガット・Jr原作、ジョージ・ロイ・ヒル監督の、
こちらは、初見でございましたが、原作は遠い昔に読んだことございましたが、
小説やら映画、あくまでフィクションですから、
史実(それもまたあやふやですが)と照らし合わせて、それをどうのこうの言うのは、大人げないわけなのですが、
ニンゲンって馬鹿だよね。の、ひと言。
悲しく呪わしい人間的事実というものを、これからも繰り返すしかない生き物だということ。
時間旅行をする主人公のピルグリムが、格別、高潔なニンゲンであるわけでなく、
単なる「俗物」であることが、その印象をいや増す感じ。
人生ワンダフル。ソー・ビューティホー♪
だけど、
ニンゲンなんて、ららららららら〜ら〜♪
でもあるわけなのだった。
ぐふ。