ビール考
この国のビールメーカーそれぞれ、
ビールの売れ行き芳しくないようで、
あの手この手。
元々、それほど酒を飲まなくなったらしい若者に、ビールを飲んで貰おうという算段。
するのはわかる。売れなきゃ死活問題だから。
だけんどもしかし、
若者に手にとって貰おう、飲んで貰おうと各社が開発するビールの数々、
どれもこれもが、
苦みを抑えて、フルーティーな味わい。
あんなぁ、
ビールいうもんはなぁ、
苦いもんやねん。
子供舌ではわからんテーストやねん。
苦いのいややったら、無理に飲んで貰うことおまへんねん。
ビールいうのは、生ならサッポロの黒ラベル。
ラガーなら、サッポロの赤ラベルか、キリンやねん。
手を変え品を変え登場するビールの数々、
そんなもん、ビールとちゃいますねん。
辛みと刺激はあっても、アサヒのスーパードライは、金属臭がするので、やっぱり本来のビールとはちゃいますねん。
「ビールの苦みがわからぬ人は、人生の苦みもわからない」
ぐらいのコピーを前面に掲げて、
本来のビールをアピールしなはれ。
ビールひとつとっても、
しょーもなくなってますなぁ、と、今日も、この国を憂えているボクでありました。
にょ〜ん。