三度目のからす

元々、


改憲」に賛成な人たちや、


世の中の動きそのものに関心のない人たちが足を運んでくれるとは思っていません。


今の世の中の流れは何かヤだな、このまま「改憲」なんてことになったらヤだな。


と、思っている人たちばかりを集めて、そんな人たちの前で音楽や芝居をやることに、


運動活動として「深まりがあるの?何かのきっかけになるの?デモに参加する方がいいんじゃないの?」という声があることも、


重々承知致しております。


重々承知致している中で、


バンドマンとして、日々何を思って演奏活動を続けているのか、そのことを自ら確認するため、


そんな自身の立ち位置を少しでも多くの人に知って貰う機会として、


そして、


このプロジェクトを契機に、音楽の枠を超えて、多くの人と繋がりを持てること、


演奏や公演というものが、まだ、自由な表現として行えること。


これから先、行えなくなるようなことがあってはならないという思いから、


ボクは、「からすプロジェクト」に参加しています。


今、ひとりひとりが市井の人として声をあげなければ、自由に声をあげることが許されなかった、忌まわしい世界が再来します。


まだ、遅くはないと思うのです。


出演者の皆さま、とりわけ、"ゆくゆく葉"の上演に力を貸してくださった丑田さん、岩切さん、
搬入仕込みから、本番、撤収と、大仕事、ありがとうございました。


ハードレイン、スタッフの皆さま、ありがとうございました。


そして、お越しくださった50名を超えるお客さま、ありがとうございました。



小さな声も、集まれば、大きなうねりになると、思います。