ちよこれいと

働く者は、己の仕事が、


誰かの、何かのためになっている。


という思いが、


己を支えています。


たとえ、それが、経済的な活動に繋がっていなくても、


人は、自分がここにいて、生きていることが、自分以外の誰かの、何かの、


支えになっているという思いが、


己自身を支えています。


ボクは、己の仕事を通して、


他人を踏み付けにしたり、
権威や権力に倚りかかり、おもねることを大切にするのでなく、


それでいて、


己自身の幸福を求めていく中で、
誰かを、何かを、幸せにできる人になって欲しい、頂きたい。


と、切に願っています。


大学受験真っ只中の人たちにも、そういう思いで向き合っています。


今日、小論文なるものの、添削、アドバイスを個人的に致している、とある女子、


ひとしきり、解説説明アドバイスが終わったところで、


「センセ、手を出して貰えますか?」
と言うので、差し出したボクの掌に、


彼女は、チロルチョコをひとつ、ちょこんとのっけて、


「いつもありがとうございます」ぺこり。


と、お辞儀をひとつ、


退出して行きました。


彼女には、ボクの思いは、そこそこ伝わっているかもしれないな。


と、思った、



そんな、バレンタインデー。