からすミーティング

先日の衆院選挙の結果を見、周囲周辺の様子を観察し、話を耳にするにつけ、


以前にも増してわかった、というか、納得したのは、


この国の、大多数の人たちは、政治に関心がないし、


という以上に、どうやら、なぁんにも考えていないし、


投票に行く気のある人でも、自身が損をしないこと、得することにしか興味がないのだということ。


要は、「景気を良くしてくださいよ」という、ただそれだけ。


今の政治は、ほんのひと握りの人たちを潤すために動いているのだから、あなたにはお鉢が回って来ませんよという人々までもが、


やっぱ自民党でないと。と、思っている。


あとは、政教分離のその意味を考えることもなく、自身の信仰に忠実な人が、


何も考えず、それでいて漏れなく、信仰と表裏一体となっている政党に投票する。


国民主権や、基本的人権や、平和主義がぶち壊されたなら、どんな道筋を辿るのか?


などようのこと、てんでわかっていない。


いくらなんでもそんなに酷いことにはならないだろうと高をくくっている。


大多数の人々が、


学校で、企業で、組織の中で、正しい正しくないを自らのアタマで考えず、


上の言うことには逆らわず、ただ従うのが、賢い処世だと思って生きている。


気が付いた時にはもう遅い。


のですけれど、


たぶん恐らく、そんな大多数の人たちは、酷いことになってしまっても気が付かない。


気が付かないまま「駒」にされる。場合によっては「灰」になる。


微力ではありますけれど、


微力どころか、ほとんど無力ではありますけれど、


ひとりでも多くの人に気づいて欲しい。


という願いを抱いている、バンドマンと劇団員で始めた


「からすプロジェクト」


来春のVol.3に向けて、また、動き始めました。


この国が、これ以上、愛せない国にならないように、


まだ、


諦めません、ボクたちは。


音楽という活動をするにあたって、色が付くのを嫌うのでしょうか、


音楽にイデオロギーを持ち込むな!


と、仰る向きもあるのかも知れないのですが、


ROCKという生き方は、すでにしてイデオロギーですぜ。


というわけで、


「からすプロジェクト Vol.3」で、我々と一緒に、プロテストさせておくれよ。するぜ〜!


という、皆さま。是非、声を掛けてくださいませ。


一緒に、「からす」になりましょう。


かぁかぁ。