DIY弦楽器工房

ちっこくて華奢な体で、でっかい楽器を弾いている相方さま、


愛器を、スラップのしやすさは二の次でいいから、フレージング重視型に変えたいわん。


つきましては、弦高を低くしたいわん。わんわん。


と、申しておりましたので、


んじゃ、やりますか。


と、



自分でできるもん、弦楽器工房。


指板の末端表面から、弦のトップまでの高さを計測して、


G弦 : 10.5ミリ
D弦 : 11.5ミリ
A弦 : 14.0ミリ
E弦 : 15.0ミリ


だったのを、


小ぶりの鉋(かんな)のような形状の鑢(やすり)と、棒やすりを駆使致しまして、


G弦 :  8.5ミリ
D弦 :  9.5ミリ
A弦 : 10.0ミリ
E弦 : 10.0ミリ


に、ダウンサイジング。


ものの本に記載されていたというところのものを転載しているサイトによりますと、


標準的な設定は、


G弦 :  8.0ミリ
D弦 :  9.0ミリ
A弦 : 10.0ミリ
E弦 : 11.0ミリ


だっつーので、低音弦、標準より低め、高音弦、標準よりやや高め。


という感じになり申した。


ジャズのテクニカルなベース弾きの方々は、もっと低くぴたぴたに設定しているっぽいのですけれど、


削り過ぎて、開放弦がびびるようになっては元も子もないので、



こんなものではないかと……。


いきなりテクニシャンに変身するとは思いませぬが、


左手にかかる負担、ずいぶんマシになるんでねーでしょか。


てか、どうせなら、


レコーディング前にやれば良かったかも……(笑)


相方さま、レコーディングでは、結構力を要する弦高のまま、必死こいて抑えておりまして、


指が攣ったりしてましたが、攣ったのは右手の方でしたね。


てなわけで、何とか、修正完了。


元々オイラが購入したこのウッベ、なんだかんだで齢30年を超えているのでした。


こんなに弾き倒されるようになるとは思ってみませんでしたにゃ。にゃにゃ。