”夜たま”は素敵だ

今年も、気が付けば十月になっておりまして、


十月は生まれ月なものでして、


ついこの間、「GO!GO!ですよ〜♪」など言われていたのに、もう一年経ちましたか。


早いなぁ……。などようのこと思うのですが、


今月は、"夜の水たまり"、レコーディングを致すという予定になっておりますので、


日々、


というか、


考えないというか、考える余裕のない日も、あるにはあるのではありますが(笑)、


アルバムを拵えるというからには、


後から、あーすれば良かった、こーすれば良かった、


などようのことは、必ず思うのですけれど、


ま、なるべく思わないように致したいものだと、


過去のギグのビデオなど見ながら、というか、聴きながら、


あれこれ思案投げ首致しているのですけれど、


見れば見るほど、聴けば聴くほど、



"夜の水たまり"というバンド、


客観的に申しまして、


素敵です。


こんなバンドをやりたかったんですよ、オレは。


というバンドで、


オレは、拙いギターを弾いております。


相方とふたりでやっているユニット、"モンビジ"とは、ひと味違う、


「バンド感」というのを堪能致しております。


参加するまで、そんなに懇意ではなかった69くんが、


我々ふたりに、「一緒にやりませんか?」と声を掛けてくれたことを、


人生の不思議だと思うのです。


"夜の水たまり"のメンバーと、その家族の皆さまと知り合えたことが、


生きてく上での財産だと思っておるわけです。


"夜たま"というバンドは、


誰ひとり欠けても、


それは、"夜たま"ではなくなってしまうのではないかと思ってしまうのです。


だもんで、


鍵盤奏者ひらぽんは、「レコーディング、"ご当地キャラ博 in 彦根"と、被ったしもうたやんかいさ」


「だから、レコーディング嫌いやねん」


などようの、不満を申し述べていたり致すのではありますが、


下手をすると、


ひらぽんもボクも、個人的に遺す、最後の「音源」。


ちゅことになるかもしれませんので、


「いいもの」拵えようと思いますのでありました。


残すもの、


ないよりは、あった方が、いいですから。


さ。