シンクロニシティー

カール・ユングによって提唱された概念の英訳、「共時性」と訳したりする。


"The Police"に、同名のアルバムあり。


なのですが、


要は、


従来の「因果律」ではうまく説明できない、何らかの一致する出来事が、離れた場所で、ほぼ同時期に起きること。


例えば、


久しぶりに思い出した知人の話をし始めたら、その時電話が鳴って、今まさに話題にしていたその人の死を報告する電話だった。


とか、


長らく会ってない、ある人に連絡を取りたいと思ったけれど、連絡先がわからず諦めかけていたら、乗り込んだ電車の向かいの席にその人が座っていた。


とか、


ずいぶん長いこと食べてない「鰻」を食べたいなと思って家に帰ると、その日の晩ゴハンが「鰻」だった。


とか、


ありそうでなさそうなもの、ありそうでありそうなもの、いろいろなのですが、


ユングはそれを、「単なる偶然」ではなく、「意味のある偶然」だと言うのでありました。
人間の意識同士は実は、「集合的無意識」によって、そもそも交流しているというのでありました。


ユングって、オカルトさんですからね(笑)


なのですが、


昨日、


もう一度改めて観てみたいと思って、ネットでポチっていた、
シドニー・ルメット監督の『狼たちの午後』(原題は"Dog Day Afternoon")のDVDが届いていたのですが、


夜、


"夜の水たまり"の69くんがツイッターで、


  休みの日だというのに朝から忙しい、汗だく!
  銀行に来るとバンクジョブに遭遇しないかヒヤヒヤする。
  映画の見過ぎだな。


のつぶやきと共に、



この写真をUP


していたわけで、


この写真、この映画の中でアル・パチーノと共に、銀行に押し入ったジョン・カザールなわけで、


そんな偶然ってありますのん? って、感じ。


この映画、1975年のアメリカ映画ですぜ。


なにゆえ、どーして、42年後の昨日、同じバンドの唄歌いとギター弾きが、同じ映画のこと考えてんでしょか?


ボクの「無意識」と69くんの「無意識」が、空間を超えて交流しはりましたんですやろか?


どうせ交流するなら、69くんじゃなく、美しき女性と交流したいものであります。


オレと共鳴せぇへんか?


わはは。