無為にして為さざるは無し
我が職場、
世にも珍しい生き物が棲息致しておりまして、
実はそこに、ボクも含まれるのですけれど、
世の人のすべてがうらやむ、超絶ウルトラスーパー進学校を卒業していながら、
しがない公立高校の教員を致して今に至る人。
違いの分かる遠藤周作とか、高橋の源ちゃんとか、中島のらもやんなどを排出したガッコですが。
先の方ほど人口に膾炙してはいないものの、スーパー進学校を卒業しながら、
しがない公立高校の教員を致して今に至る人。
Jリーグ2代目チェアマンの鈴木昌とか、映画監督の大森一樹とか黒沢清を排出したガッコですが。
中学高校と、ガッコの授業はそれなりに受けてはいたものの、
6年間、勉強ちゅの、まーったくなーんにも致さなかったということが共通致しておりまして、
ボクは勉強しなかったツケが回って、1年のビハインドを有しているのですけれど、
なぜだか同じ大学の卒。そして、ふたりとも国語科教員。
この同じ大学を出ている教員、国語という教科の枠を超えても、本府にはこのふたりしかいないのではなかろうか?
と、思われますのですが、
なぜだか、同じ職場にそういうふたりが存在棲息致しておりまして、
見かけも性格も異なるのですけれど、
猫が好きということは共通致しているのですけれど(笑)
中高の6年間を過ごしたその環境が似ているところもございますので、
「教育」ちゅことについての、話が合います。
だもんで、今日もだだ暑い授業の合間にひとしきり、
組織というもの、企業でもガッコでも同じだと思うのですけれど、
「変わらなきゃ!」などようのモードを持ち込んで、新しいことやろうとするヤツに、ろくなヤツはいませんよね。
という話で合意。
組織のトップというものは、須く、「ワタシは何にもしませんから致しませんから。みんなそれぞれ好きにやってねー」
というスタンスであるべきですよね。そうだった時代は、いろんなことそこそこ上手く回ってましたよねぇ。
という点で合意。
なのに、今の世の中、上に立つと何か新しいこと持ち込んで、「変えなきゃ、変わらなきゃ」と勇み立ちますよね。
勇み立ってやらかしたことが、万事を好転させたことなど、過去の歴史を紐解いて、ついぞ一度もございませんですのにね。
今の世の中くだらないのは、そのせいですよね。
我々、人の上に立ってどうこうしたい致したいなんてこと、思ったことないですよね。
というスタンスですこぶる一致。極めて同意(笑)
それを聞いていた周囲の方々、
この話題には、誰も首を突っ込んで来ませんでしたけれども……。
あがが。