まことの我

そぼ降る雨。


寄りによって、ピンポイントで、雨の降る日に「体育祭」を予定しますかねぇという我が職場、
致し方ないので、「体育祭」は順延で授業。


なんだけど、これだけ降ると、たとえやんだところで、グラウンド状況も劣悪。
明日の朝まで降りそうなので、さらに順延、明日も授業であろうと思われますのですが、


そういうテンションだだ下がりな中でも、「現代文」の授業は、引き続き『舞姫』。


で、またぞろ『舞姫』のお話。


洋行三年目にして、「まことの我」が表に現れ出てきた豊太郎。


てんですが、


何が「まことの我」なのかなんて、そう簡単にわかりませんですよね?


アタクシ、そんなものになろうとは夢にも思っていなかった中、「高校教師」やっておりますわけですし、


臨床心理士」になろうかなぁ、と、思っていた自分が「まことの我」なのか、
「映画製作」に携わりたいなぁ、と、思っていた自分が「まことの我」なのか、
「役者」になろうかなぁ、と、思っていた自分が「まことの我」なのか、
「写真家」になりたいなぁ、と、思っていた自分が「まことの我」なのか、
「競馬ライター」になろう、と、思っていた自分が「まことの我」なのか、


今もって、わっかりっません。


のですが、


飽きっぽいアタクシが、
未だに他人様の前で、ギター弾いたり歌ったりしているちゅのは、


  これぞなかなかに我本性なりける。


なのかも知れませぬ。知らんけど(爆)


「高校教師」ちゅのも、辞めずに続けておりますが、


それはそれ、


辞めるに辞められないという、ゆえあることでございますから、


「本性」ではないと、思うのでした。


たったったったった。