特操なき心

ギグ明け、


俗世間に舞い戻るのが、つらいっちゃつらいのですけれど、


そこはそれ、


おまんまの種ですから、どーせやるなら、仕事は真摯に。


と思いつつ、


過去何度も読んでいる、森鴎外舞姫


今回読んで思ったのは、


高級官僚とか、出世栄達志向するヤツというの、明治の時代から、なーんも変わっとらんのよね。


ということ、


寧ろ、現在ただ今の世の中動かしている、動かそうとしている連中の方が、


さらに腐ってますよね。


理不尽な指示指図要求、私的な便宜供与の数々、


権威権力のある者の言うことなら、へこへこアタマ下げながら、"YES"としか言わない者ばかり。


見て見ぬふりする者ばかり。


女ひとり利用してポイと捨てるくらいわけないことでございましょう。


保身のために、事実をひん曲げることなどお茶の子なのでございましょう。


恥を知りなさい。


と言っても、そんな恥知らずな者どもがへこへこしている、さらに恥知らずな、権威なるものを支持している下々もたくさんいるというのが、


末期的……。


十数年前に試みでやってみた『舞姫』の現代語訳


ここ


とか、


ここ


にあります。後者などは、ボクの与り知らぬ所で、転載されております。


所属は、以前の職場になっております。


昔読んだ。まだ読んだことない。などようで、読んでみようと思われる向きにはどうぞ。


逐語訳ではなく、読み物として楽しめるよう心がけて訳したつもりです。


あとから、語解釈、誤訳しているところ見つけたのですが、これらは訂正前のものです。ご容赦あれ。