Long time ago
昔々、
京都に、"King Biscuit Flowers"というバンドがございました。
"Bloods of Halem"というバンドもあったそうでございます。
当時を知る人によりますと、
「磔磔」で、他のバンドさんたちと「Western Monkeys Garden」という名のイベントをやっていたそうでございます。
とても、カッコよかったそうでございます。
その後、"キンビス"のボーカル氏は東上し、メジャーデビューしたものの、時代の波に乗り切れませず、
ビッグにはならなかったそうでございます。
そして、長い長い時を経て、
"King Biscuit Flowers"、復活致しました。
"Bloods of Halem"でギターを弾いていた小山さんは、東京で"Syd38"というバンドをやってございます。
"がらんどう"の面々も、その頃、大阪や京都ですでにライブ活動をやらかしていて顔見知りだったそうでございます。
今宵、「夜想」では、
その"King Biscuit Flowers"のベーシスト、Shinyaさんの弾き語りに、
その中に、
"The Monkey Business Extra Light"、混ざらせて頂きましたのでした。
Long time ago、我々はまだその頃、ライブハウスは遊びに行く所で、出演する所だとは思ってもいなかったのでした。
それが、いつの間にやら、歳だけは食っているアタクシども、
小山さん言うところの「苦いことも楽しいこともいろいろあった」中、
今も、阿呆のように(褒め言葉ですよ無論)音楽続けている人々と肩を並べて、他人様の前で演奏しているということが、
嬉しいような、懐かしくないはずなのに懐かしいような、こそばゆいような、
そんな風情が、あたたかくも楽しかったのでございました。
お運びくださっていたお客さまの中にも、
久々に会ったバンドマン、今も音楽続けているバンドマン、
時が流れる中、ライブハウスという場所に足を運び、インディーズバンドの奏でる音を追い掛け続けている人たち、
の姿が多数あり、
過分なる褒めのお言葉を頂戴したのでありました。
パーティーは終わらない。
くたばるまで、
ロックしようぜ。