口先だけの機会均等
2日間を共に過ごした気の置けない仲間と別れて、
こういう連中と知り合った人生に感謝しながら、
脱力と睡眠不足の中、労働……。
ホームルームで、生徒さんたちと、「貧困」、「経済格差」と、「修学支援」についてのお勉強。
教育について、国家資産を投下せず、「自分で何とかしなさい」な、この国。
「奨学金」も、その名とは裏腹な、借金であるこの国。
オレの時代は、まだマシだった。今なら、ブルーカラーな家庭の出であるオレ、大学にも専門学校にも進学できておりません。
「奨学金」、借りずに済むなら借りなさんな。囓れる脛があるなら、囓りなさい。というお話など。
教育に金を使わぬこの国の方針が、どこを向いたモノであるのか、
努力なくして安寧を手に入れる者と、努力することを最初から諦めなければならぬ者の間に、見えない一線を画そうというこの国、
まだ恵まれたところに位置している者が多いウチの職場にいる若者こそが、それでいいのか?ってことを考えることこそ御大切。
このままじゃ、その行く末は、決して明るくない。
などようのこと思いつつ、
明日は、オレはお休み頂いた土曜授業の振り替え休日。
ほっと一息なのですけれど、週末から始まる「定期考査」、そのテスト問題を、オレ、まだ拵えておりません。
こう言っちゃなんですが、仕事の早さには定評のあるオレ、過去最高にスローなのではないかと……。
やっつけ仕事にならぬよう、骨のあるヤツ拵えましょう。
でも、取りあえず、明日は、休も……(爆)