そこそこブラック

当該学年の担当ではございませんので、


いや、たとえ、担当でございましても、こちらは我が子ではなく「仕事」ですゆえ、


淡々と過ごしたに違いないのではありますが、


職場は本日、入学式、生憎の雨……。


入学してきたからには、心楽しく過ごしてくれればそれに越したことはございません。


で、土日挟んで、いよいよ新年度、本格始動。


に、なってしまいましたのですが、


振り返りますれば、


年度終わって、新年度が始まるまでの期間、


管理職と事務職の方々は別にして、教員という立場の者としましては、


各クラスの時間割を拵える「教務部」なるものに属している者と、部活動の指導に熱心な者以外は、


「暇」だった筈なのに、だから皆、「教務部」は嫌がったものなのに、


そんな中、かつて属した分掌、「教務部」がイチバン多かったのではないかと思われますが、


今は、「教務部」ではございませんのですが、


いつの間にやら、気が付けば、例外なく全教職員、4月に入るとフルタイムで普通に出勤、


新年度の準備に、それぞれバタバタ過ごしている。


他校におかれましては、まだ、ふらふらと暢気に旅行などに出掛ける余裕のある方もおいでのようですから、


全国津々浦々が足並み揃えてそうではないのかもですが、


頂けるものは目減りする一方で、仕事だけは重加算され続けていくというこの状況、


この状況を当たり前だと思って仕事している人たちの方が増えていく状況、


三十年前を知る者と致しましては、


「詐欺」にあったような感じではございますが、


そして、


定年後も、すぐには年金も頂けないようで、


しかも、ピーク時に比べると退職金も一千万円は少ないようですから、


食いつなぐため、更に5年は働かにゃどもなりませず、


「詐欺」にあったような感じ。


ではなく、国家的な「詐欺」なのですが、


それでも、世間は公務員を虐めれば、喜んでいるようなのですが、


週明けから、また一年、よろよろと働かせて頂きます。


にゃ〜。