うかうかしてはいられない
五十を過ぎてから喘息を発症したもんで、一向に治りませんで、
体調万全、絶好調という日がほとんどございませず、
風邪を引いたりなど致しますと、長引くわ、喘息とのダブルパンチで苦しいわ、
と、散々。休日になると、疲れがどっと押し寄せる。
というわけで、先行きの不安にも拍車がかかるのですけれど、
同世代のバンドマンが集まると、
血圧が高めであるやら、血糖値が高いやら、肝機能がどうやら……、
と、健康にまつわる話になってしまいがち(爆)
この年代、いずこも同じ。なのでしょうが、
ぼつぼつ、人生の終わり方を思ったりすることもないではないわけで、
26年前、62歳で食道静脈瘤破裂、彼岸へ旅立った父親は、
ボクの歳の頃すでに、糖尿と肝硬変を患っていたのですけれど、髪はまだ黒々としておりました。
だもんで、ボクの髪の白さは、父親でなく母親譲り、
どうやら体のつくりは、母親から引き継いだ要素が大きいようにも思われるものの、
その母親は、四十代で不治の病、慢性関節リウマチを患って、
9年前、74歳で敗血症で身罷った時には、手足の関節という関節、すべてが人工関節に差し替えられていて、
自力歩行することままならず、晩年は人工透析も必要になっていたことを思うと、
ボクはまだ、職場の健康診断では毎回、「貧血」傾向と指摘されるだけで、
父親よりも酒量は多いと思われながら、休肝日などようのものも意識して設けてはいないのですが、
血糖値も、肝臓の数値も正常、尿蛋白も検出されたことはございませんので、
まだ、同じ年頃の両親に比べると健康ではあるのでしょうが、
父親が逝った年齢まであと7年、母親が逝った歳まであと19年。
残された人生の時間、そう潤沢にあるわけでなし、
うかうかしてはいられない。
"モンビジ"は取りあえず1枚、フルアルバム拵えましたが、(まだの方は、買ってね)
『ガラスの動物園』(JUMPIN' JACK RECORDS / JJR-003)
全10曲入り ¥1,500
四十代ひとりもいないのに、平均年齢四十代のバンド、"夜の水たまり"
ぼつぼつフルアルバム拵えて、ワンマンギグでもやらかす算段致さねば。
ですよ。 ですのね。
ねばねばねば〜ぎぶあっぷ。
あっぷあっぷ。