気色のいいこと悪いこと
戦前戦中戦後と、時代のうねりの中を生き、
軍国主義から民主主義への変化を目の当たりにして来た、
ラジオやテレビという文化を支えてきた人たちがいなくなっていく。
「ひとつになんかならないでください。ひとつになってろくなことになったことはないですから」
と言ったのは、永さん。
国家権力の公使を制限するためにある憲法を変えたがり、国民の「人権」に制限を加えたがっている現政権への危惧
を最期まで述べ続けていた、巨泉氏。
自由の意味や、国民主権、民主主義の意味を知り、語り続ける人が消えていく。
芸能人やタレントが、知識人でもあった時代が去っていこうとしている。
待っているのが「荒野」でなければいいのだけれど……。
職場は、高3を除いて、明日から夏休み。
どの教師の授業がどーこーでしたなどようの、教科担当全教員の点数を生徒につけさせるという、
気色の悪いアンケートなど書かせて、
昼は教科のみんなで、「蕎麦パーチー」でも致そうと言うてはりましたのですが、
担任クラスの一部男子生徒たち、大掃除終わった教室で、
「流しそうめん器」持ち込んで、そうめんパーチーを繰り広げておじゃりました。
教師も生徒も考えることは同じっつーことだな。
蕎麦頂いたあとの我が方は、職場をあとにして、「塚本エレバティ」
"完全アンプラグド"のあと、「エレバティ」の電気増幅サウンド(笑)でやらかすことに、
「エレバティ」の音は、やはり気持ちがよろしゅうございました。
なにげにお初の共演だった
も、たいへん気色がよろしゅうございました。
気色の悪い世の中、気色のよろしいことが続くといーんですけどねぇ……。