コドモの世界

千客万来


女子率高い中、ひと桁年齢の男の子ふたり。
女子は食と話に夢中ですゆえ、いきおい、オレのところに来て、「遊ぼ〜!」と言う。


で、五十オトコ、ビール片手にお子さま二人と遊ぶのだが、


持ち出したトランプで「ババ抜き」。
コドモたち、「ババ」をひいた時の動揺半端ないので(笑)さすがにこいつは軽く勝利を収めるわけだが、


6×9=54枚並べて始めた「神経衰弱」。
コドモらの記憶力に舌を巻く。完敗……。コドモの潜在能力ってすごいね。びっくりしましたわ。


父親仕込みか、「いんちきトランプ手品」をゴキゲンさんで披露してみたりしていたが、
やがて、トランプに飽きると、持参していた「恐竜おりがみ」に挑戦し始める。


これがまた複雑至極で、折り方の手順が書かれている説明書を理解するのが大のオトナにも至難。
それを、自分たちで理解しながらやろうとして、行き詰まったらアシストを求めてくる。
こちとら、細かい字が見えぬゆえ、「お近く用(笑)」の眼鏡かけつつ、理解に努め、
「こうかな?」と折ってみようとすると、「わかった〜っ!」と、取り戻す。
教えては欲しいが、人に折られたくはない。あくまで自分で完成させるのだという強固な意志を発揮致される。


このふたり賢いな。父ちゃん、ちんぴらバンドマンですが(爆)
コドモって面白い。でも、付き合うの、根気と体力を要しますのねん。


小学校の教師じゃなくてよかったわ〜ん。


というわけで、中盤以降、他のお客さま方とは、ほとんどお話致してないアタクシでした。


にもかかわらず、今夜もまた、飲み過ぎ(笑)