Do you have a dream?
被写体になった人たちのすべてから、許可を取っているのかいないのか定かではないのですけれど、
部活動の応援に出向いた我が方の校長がtwitterにUPしていたものだから、目隠しする必要もないのですけれど、
一応、知った顔多数ですから、目隠しで、
こういう光景を目にした時、
別に何とも思わぬ人の方が多いのか、それとも、「やれやれ……」と思う人の方が多いのか、
ボクは、こういう光景目にしただけで、
「あぁ、技術的な才能がいくらあったところで、ボクはこの国で団体スポーツとか部活動というの、できませんわ。やってられませんわ」
と、思うのでした。
実際、できなかったから、野球も途中離脱致しましたし、吹奏楽部という、一見文化系的なものからも途中離脱致しました。
こういう時、
どーして、みんな座ったまま話しちゃダメなんでしょね?
どーして、監督のよーな者だけが座ったまま、選手たちは直立不動なんでしょね?
ボクには、そのあたりのことが、まーったく理解できません。ちゅか、納得できません。
そういうの理解できないボクは、授業においても、始業時と終業時に「起立、礼!」ということも、致しておりません。
生徒たちの多くは、なぜ、ボクが「起立、礼!」ということを致さないかということについて、考えてみたこともないかも知れませんのですが……。
簡単なことなんです。 ただ、意味なく偉そうに振る舞うことがキライだから。 考えなく、形式を受け入れるのがキライだから。
たぶん、そーゆーことに無頓着だったり、無自覚だったり、自覚的であっても、「ま、いーや」と思えるニンゲンでないと、
この国の、ガッコとか部活動とかいうの、続けらんないのでしょうね。
下手すると、教師なんてのも続けられないのかも知れない。ボクが何とか続けてこられたのは奇跡に近いかも知れない。
こーゆーことやらないと、強くなれない。なんての、ほぼ間違いなく、「嘘」です。
こーゆーことやらないと、己のやっていること、やろうとすることに自覚的になれない、なんてのも、「嘘」です。
我が方の校長、生徒たちの課外活動の応援、サポートに熱心で、それはそれ、生徒たちは元より、保護者の皆さま方も大層喜んでいる。
そんな彼の謳い文句は、「夢無き者に成功なし!」。始終口にしているされている。
でも、自己完結するだけの「夢」ならば、持たない方がマシだろ。と、思いながら、
朝日新聞土曜の朝刊の「be」に取り上げられていた、
「子どもの権利活動家」カイラシュ・サティヤルティさんの話を読んでいて、彼の言葉に目が止まった。
彼は講演の中でいつも、ドリーム(夢)、ディスカバー(発見)、ドゥ(実行)という「三つのD」を促しているそうな。
「大きな夢をもってほしい。自分の力と、何か周囲にできることを見つけて、そして行動を起こして」
暴力にひるまず、身の危険を厭わず、自らの体を張りながら、不当な労働現場から子どもたちを救出するために闘って来られた方の言葉である。
ボクにはとても真似ができない。
というわけで、
そもそも、成功って何?