顔ふたつ、実は、どちらも同じ顔
世間では、やれ大掃除だ、おせちの準備だと喧しいのでございますが、
給料そこそこでも休みは潤沢にあったはずの我が職業、世知辛い世相の中、
給料そこそこどころか、底底に向かいながら、休みも世間並みに成り下がって、
やっと訪れた休日。バタバタしなくてもいーじゃん……。
と、録りだめていたライブビデオの整理などしながら、ここ最近の自身や共演者のギグなど振り返る。
今年も、仕事とバンド、ふらふらよろよろやって参りましたが、
職場では、別に音楽やってること隠してはおりませんが、興味を持つ人、それほどいるわけではございませず、
こちらも、日常、音楽と向き合って生きているわけでもない、こじんまりしたライブハウスやライブバーなる場所に足を向けることのない、
そんな方々に、熱心に、見に来てくれ聴きに来てくれとアピールするわけではございませず、
生のアタクシの演奏を見に来てくれた方は、同僚がおひとり。
CD出したよ。ということも、公言しているのですけれど、
聴いてみたい、ください! という人はほとんどおりませんわけで、
CDを購入してくださった方も、その、同じ同僚がおひとりと、生徒がひとり。と、"夜たま"のCD買ってくれた生徒がひとり。
職業人としてのアタクシと、バンドマンとしてのアタクシは、根っこのところで繋がっているのでありますが、
表層においては、まったくの別物。違う世界の住人。
来年も、高校教師とバンドマン、ふたつの顔を使い分けながら、転がっていきますわん。
わんわわん。にゃぁにゃにゃん。