運転免許も今年で更新なのな

明日から、散発的に、計5日に及ぶ、教員免許更新講習。


朝から夕刻まで、大学で講義を受講し、受講したことについての簡単な試験を受ける。
試験というのも憚られる感じの、一日の講義を受けての感想なるものを書かせておしまいのところもあるらしい。


10年ごとに受けなきゃならないこの講習、受講費用は自腹。1日6千円×5日で、3万円。


元々、教員免許状というのは、一度取得すれば終身有効であった。
それを、更新制に変えたがったのは「自民党文教制度調査会」。具体化したのは、以前から「教育再生」を叫んでいた安倍晋三


教員免許更新制の主たる目的は、
1)一定期間ごとに教員が技術や知識を獲得する機会が得られる。
2)教員としてふさわしくないものを排除でき、教員の質を維持出来る。


というのだけれど、


A1)現場で仕事している教員にして、未知の、最新の、知識や情報を得られることは、ほとんどない。
A2)この方法で、教員不適格者を見つけ出し排除することなどできない。


運転免許状の更新講習と同じ、但し、5日間拘束。と、思ってもらえば良い。
のであるから、まったくもっての、無駄。


ではありますが、


どーせなら、金払ってんだし、少しでも無駄にならなさそうな講義講座を受講したいものである。
と考えて、チケット予約よろしく、ネットで予約登録致したのですけれど、


意味のないことに付き合わされるのは、全くもって、つまらない。でもって、くだらない。


久方ぶりに大学で講義受けるっての少しは新鮮なのかも知れんとは言え、


世の中には、


「久々に大学というところで、同じ教職に就いている人たちと、「教える」から「学ぶ」という立場になって、未知の知識や情報を得られました。いい機会を与えてくれて感謝しています」


などようのこと、真面目な顔して言う「阿呆」も結構いたりするわけなのですが、


そういう輩に限って、母校の講義を受講したがったりして、学生時代の同期や顔見知りに会えるかも? とか、新しい出会いがあるかも?
なぁんてこと、臆面もなく思っていたりするわけで、


オイラは、飛行機に乗っかって母校まで飛んで行こうという気はさらさらありませんから、自転車で行ける大学の講義を選択致しましたので、
にもかかわらず、講義を登録したふたつの大学のウチのひとつは、
「自転車については許可制になっておりまして云々……」などようの眠たいこと言うので、自転車で行けば20分弱のところ、
公共交通機関使って、最寄り駅から徒歩20分、計40分かけて行く羽目になったりして、


何でもかんでも管理すりゃいーってもんじゃねーぞ、タコ! と、機嫌は決してよろしくないので、


たまたま、隣近所に座ったからというだけで、気安く声を掛けて来たりしないでくださいね。


1日6千円に相当するだけの価値のある講義だったかどうかは、


続報を待たれたし……。