風物詩

北に住んでいた時も、


淀川の花火大会などいうの、そんなものがあることすら知りませず、


南に下って来てからも、


PLの花火なるもの、そんなに有名なものとは知りませず、


知ってからも、見物に繰り出そうと思ったことのないアタクシ、


花火関係関連の、渋滞混雑に巻き込まれないよーに、昼日中にスタジオ・イン、


レコーディングに向けてのチェックを致す。


平常時とほとんど変わらぬ交通事情の中、ゆるっと帰宅。


日が暮れ、ベランダでぼーっとタバコくわえてたら、


ちょいと遠くから、ドーン、ゴロゴロという音。


あにゃ? 雷ですかい? と、空を見上げたアタクシ、


すでにPLの花火のこと忘れておりました……。


ここ数年、ますますしょぼいと、ガッカリなコメントを耳にする中、


今年は、結構がんばりはったみたいであります。


そー言えば、南隣に新たにマンションが建とうとしていた時、こちらの住人に対する説明会で、


「PLの花火が見えるからというので、ここ買ったのに、そんなもん建てられたら見えへんようになりますやんか〜!」


と、青筋立てて本気で怒っているオジサンいやはったこと思い出すのですけれど、


ドーン、ゴロゴロ。


音だけ聞かせて頂きました。 はい。