原点はホラーにあり

職場の図書館、司書室のテーブルに、誰の仕業か無造作に、


なぜだか、エーリヒ・フロムの『自由からの逃走』と、宗教関連本と一緒に重ね置かれた一冊の漫画本。


手に取ってみると、このところ、愛猫漫画でその方面では名が知れているところのホラー漫画家・伊藤潤二氏が描いた『フランケンシュタイン


「ほほ〜ん」とページ捲ってみたら、メアリー・シェリーの原作を、忠実に漫画化している風情。


実は、伊藤氏の作品、「猫漫画」以外読んだことのないアタクシですが、こいつは読んでみなくちゃいけませんですわな。と、貸借。


中坊の頃、「文学」ちゅのに耽溺していく端緒にあったの、実は、ゴシック・ホラーだったり……。


ニンゲン誰しも、怖い話や不思議な話、キライじゃねーですから。


その頃に読んで、未だに印象鮮明鮮烈なのは、W・W・ジェイコブズの『猿の手』。


ホラーの古典ですけれど、


読んだことのない方は、是非。


あ、スティーブン・キングもダイレクトに影響受けてはります。はい。


と、初期衝動的読書欲がむくむく。


致しつつ、


真面目なアタクシは、相方とふたり、21日の"夜の水たまり"ネクスト・ギグに向けて、スタジオ練に勤しんだのでありました。


にゃ〜!