こだわり

人にはそれぞれ、こだわりとゆーものがあるわけですが、


先に、呑んでいた時に、しんぐべぇが言っていたこだわり。


終演後に、「熱かったっす〜!」と声をかけてくる対バン。
基本的に、「ない」そうで。「俺たち別に熱くない」そうで。


ライブ中、客席におりてくるバンド。
ステージはバンドマンにとっての聖域。「聖域から、客席におりてくることはあり得ない」そうで。


我が方は、とりわけ"モンビジ"の方では、


「熱かったっす〜!」と言われるのは、ちょっと違いますので、誰もそういうことは言いませぬし、
ストラップなしの座りでアコギ弾いております上、相方に至っては、ちょっとの移動もままならぬデカイ代物を弾いておりますゆえ、
ステージからおりようにもおりられないのでありますが、


こうやって文字におこすと、伝わりづらいのですけれど、
「熱かったっす〜!」というのは褒め言葉であるにせよ、その何となく軽い感じ、ちゃらい感じというのはわからないでもありません。


客席におりるパフォーマンスというのは、「盛り上げてんだからいーじゃん」と、我が方などは思うのですが、
"夜たま"の方では、そのうちおりてやると思わないでもないのですが(笑)、
たぶん恐らく、しんぐべぇは、「出してる音だけで勝負せんかい」という気持ちがそう言わせるのだろーな。
おりることで、予定調和的に盛り上げようとするその作為を嫌うのであろうな。
と、思うので、それはそれで、彼のこだわりをこだわりとして否定するものではございません。


じゃ、そんなアタクシにこだわりとゆーのがないかとゆーと、ありますわけで、


それは、ライブ当日は、開演とっぱなの出演者さんの演奏には必ず間に合わせる。ということでありまして、


開場前に到着できず、リハができないのは、当日のPAさんに迷惑をかけてしまうということはあるにせよ、
まともな音で勝負できない可能性があることは、己の責任でありますから仕方ないとして、


当日、共にその夜のライブを演出致しましょうよ。というその共演者の演奏を聴かずに、自分の出番だけが御大切というそういう姿勢は、
好ましくないと思っている次第。


さらに言うと、


やりたいけど、入りが遅くなるから、出番を遅くしてください。などようのことをハコの人に頼んで、ライブに臨むというのは、
他の出演者さんに対して、失礼でしょ。と、思っている次第。


バンドマン仲間の中にも、諸般の事情で、そういう状態でもライブはやりたいから、仕方なくそうしております……。
という者もおりますし、生活とバンドの両立ということを秤にかけると、やむを得ない。
と、思うところもないではないのですけれど、


我が方は、というか、アタクシは、


開場時間はともかく、開演時間前に現地に到着できないという、そんな日のオファーは涙を飲んでお断りすることに致しております。


もっと言えば、


自分の出番まで、どこかで呑んでいて、自分の出番にだけ戻ってきて演奏するというヤツ。
自分の出番が終わったら、自分たちの客と共にどこかに消えてしまうヤツ。


くたばりやがれ。と、思っております。


ま、中には聴いているのがどうにも厳しくて……、という場合がないでもないのですけれども(笑)、
可能な限りにおいて、ライブ当日の共演者の演奏は、聞き耳立てて聴くように心がけております。


だもんで、基本的には、一晩に六つも七つも出演者がいるようなイベントは苦手なのであります。


で、明後日9日のライブ、アタクシども、リハには間に合いませぬ。
ですが、開演時間には、できれば開場時間には間に合わせたい間に合わせようと思っております。


1月 9日(金) 十三 CLUB WATER
らんちゅう / The Monkey Business Extra Light / THE HOT TIMES
START 19:00  ¥2,300 (1drink付き)


"モンビジ"の出番は、てっきりトップだろうと思っていたら、2番手です。
出演3組、ウチはともかく、他の2組は間違いのない方々です。


そんな感じでございますので、どなた様もよろしくお運びくださいませ。


よろしくぽん。