ひとりじゃないって素敵なことね
風吹きすさぶ、今年イチバン冷え込んだ日、
親兄弟もなけりゃ、子もいない、親類縁者、もはや何の繋がりもない、
係累といえば、相方だけ。
相方がいることで、天涯孤独を免れているアタクシが、
「自由と権利は、そこに安住しているだけでは失われる」という話をしている昼間、
15歳のワンちゃんは、
我が家で静かに息を引き取りました。
最後の一年だったけれど、
ウチにいたのは一晩だけだったけれど、
持ち直すかとも思ったのだけれど、
生産活動という観点からすると、誰からも何の評価もされない、
むしろバカにされるかも知れない我が相方の行動振る舞いですけれど、
ニンゲン、金儲けのためだけに生きてるわけじゃなし、
お人好しの相方に看取ってもらえて、よかったんじゃないかな。
死んで行くのはひとりだけれど、死ぬ時にひとりじゃなかったメグちゃん、
いずれ、あっちでまた会おう。