公私混同していますが、何か?

どこぞの、権威や権力というものから、「いいね!」されなくても、
己自身が、観るに、聴くに堪えること、やらかすことできれば、それでいーのだ。


と、平生思っているオイラですが、


本業においても、プライベートの音楽においても、
他人様の前で「何か」をやらかすということを生業にしているオイラではありますが、


プライベートにおいては、趣味やら嗜好をまったく異とする人を前にしても、
それなりに、「おっ!」と思って頂けるだけのこと、やらかせるようになって来たのではないか?という気が、して来ているのではありますが、


本業においては、


ある時期、趣味やら嗜好のまったく異なる人を前にしても、それなりに「おっ!」と思うようなことをやらかしたりしでかしたりすることのできる自信があったにもかかわりませず、


このところ、


趣味やら嗜好やら人生観やら世界観の、まったくもって異なる人たちを前にして、
どんな文章やコトバを前にしても、目にしても、心動かされることのなさそうな人たちを前にして、


かつての自信が失われつつあるのですけれど、やるせなさ夥しいのではありますけれど、


かといって、


それは、オイラというニンゲンが変容変質してしまったからではなく、
時代というのが、人という生き物をどんどん即物的にさせてきているからなのだろうなと思うところもあるわけで、


文学や芸術というのは、突き詰めれば、人の「生き死に」を見つめるものなのであって、


己の「生き死に」に真摯に向かい合おうとしない者どもに迎合して、
己の生き方、立ち居振る舞いを変えようというつもりはさらさらございませんので、


オイラは、オイラのやり方や生き方を曲げるつもりはございません。それが間違ったこととは思いませんから。


己の、そして、己以外の他者の、生や死に、
真摯に向かい合おうとする者を、ひとりでも多く拾い上げ、掬い取るのがオイラの生業だと思っておりますし、


そういった者どもが目を向け、耳を傾けるに足る音を奏でられるようにするのが、


一銭にもならない、オイラの副業だと、


思っております。


オイラに残された時間は、そう多くはないのですけれど、


ね。