2014-10-08 赤い月 皆既月食 月が我々のいる地球の影に隠される様を眺めていて、 でかい宇宙の中の、ちっぽけなちいさい玉の上に自分たちがいることを思う。 南半球にいる相方の友人も同じように、影に隠れ赤く染まった月を見ていると聞いて、 ボクたちのいう世界というもののちいささを思う。 そんなちいさい世界の中で、 さらにちいさい、国や、民族や、宗教といった違いで、 肌の色や、髪の色や、目の色の違いで、 互いを嫌悪し、憎み合い、罵り合い、呪い合う必要がどこにあるのか、 ニンゲンというやつのくだらなさを、 思う。