この痛みと引き換えに

待つ身は長い。


と思っていたら、


白内障手術の方々は処置が簡単であるらしく、予定された手術開始時間、大幅に、巻き。


病室で筋肉注射の麻酔、1本射って、慌ただしくかつものものしく、車椅子に載っけられて手術室まで移動。


痛いと聞いて構えていた耳の下に射つ麻酔注射、なるほど痛いが、呻くレベルではなく、そのあとの目の下への注射の方が痛かった。


のですが、


痛みというやつ、こんなものではござらんかった……。


所要予定時間、1時間のところ、2時間40分。


レーシックを施術した目、通常より黒目が薄いので気を使ったらしい。


にしても、


施術途中の痛み、尋常ではなく、麻酔をガンガン効かせても、筋肉を引っ張る時の痛みは強烈。というより、リアルな拷問。失明と引き換えでなければ、断固拒否ですが、背に腹は代えられない、耐えました。


耐えられずに、呻きました。


そして、後半30分ほどは意識が飛びました。きっと、気絶したのだと思われます。


視力回復手術に、この痛みが伴うなら、受ける人いなくなると思います。


そして今、


右目を覆ったアイパッチ(カッペというそうで)の隙間から、血の涙が垂れております。


あ〜は〜。